Switchが動かない原因を探っていく【おもな原因の3分岐】

久しぶりにNintendo Switchを使おうとして、電源ボタンを押してもまったく反応しない。
そんなときにまず考えたい、いちばん多い故障の候補、大きく分けると以下の3つ、
- 1つ目は、バッテリーが完全に弱って使えなくなっている状態です。
- 2つ目は、基板の故障です。基板は本体の中心になる電子回路の板で、ここが壊れると電源が入らなくなることがあります。
- 3つ目は、USB Type-Cの充電口が壊れていて、充電そのものができなくなっている状態です。
しばらく放置していて久しぶりに使おうとしたら起動しなかった。この流れなら、まずバッテリー不良を疑いたくなります。
充電口については、高価な充電器などに付いている電流・電圧チェッカーで電気が流れていることを確認できているなら、端子だけが原因とは考えにくいです。そうなると、最初に試す候補はバッテリー交換です。
ただ、この時点で大事なのは、原因を一つに決めつけないことです。電池の消耗に見えても、実際には基板側が弱っていることがあります。
ここを見誤ると、部品だけ交換しても直らないまま終わってしまいます。
Switch自力修理の落とし穴
自分で直せたら安く済みそうに見えますが、実際にはそう単純ではありません。
Switchの分解では、通常のプラスネジだけでなく、Y字型の特殊ネジも扱います。
ネジを傷めればそこで作業が止まりやすく、裏ぶたを外した後も内部カバーやmicroSDカードまわりの部品を順番に外す必要があります。

さらに厄介なのが、バッテリー本体が両面テープで強く固定されていることです。
Switchに使われているリチウムポリマー電池は、薄くて軽い反面、傷や変形に弱い部品です。
無理にこじれば発熱や破損の原因になります。交換の手順だけを見ると進められそうでも、実際には壊さずに外すところが難所です。
工業用無水エタノールなど、工業用アルコールを接着剤に垂らして粘着力を弱らせて作業するのが基本です。
しかも、自分で分解したあとに直らなかった場合、原因がバッテリーなのか、基板なのか、充電まわりなのかを自力で切り分ける必要があります。
ここが慣れていない人には大きな壁です。
部品代だけで済むように見えて、工具の用意や作業時間、失敗のリスクまで含めると、思ったほど気軽ではありません。
街の修理店という近道

こういうときに現実的なのが、Switch修理に対応している街の修理店へ相談する方法。
修理の専門店は、よく出る修理部品をあらかじめ在庫していることが多く、診断後にそのまま作業へ入れる強みと、継続的に修理に使っている実績のある部品を仕入れている安心感があります。
Joy-Conの修理なら問題無ければ1個あたり最短15分から30分ほどで終わることが殆どです。費用も当店ならスティック交換なら2,000円で修理可能、
自分で部品を取り寄せて分解するより、時間も手間も抑えやすい。慣れていない人ほど、この差は大きくなります。
Switch本体側の修理でも同じです。画面、冷却ファン、充電ポート、バッテリー交換などは、その場の部品在庫で対応できる店なら、預けたその日のうちに作業完了することが多いです。メーカー修理のように送付や返送の待ち時間が発生しにくいので、早く使える状態へ戻したい人にはかなり相性が良いです。
Switchの修理について費用比較の現実感

メーカー修理には純正対応の安心感がありますが、費用面では街の修理店に分がある場面があります。
バッテリーだけで済むと思っていたのに、診断の結果として基板や別の部品まで関係していた。
そんなとき、公式修理では想定より金額が膨らむことがあります。
その点、街の修理店は故障箇所を確認したうえで、必要な部分だけを先に交換して反応を見る、という進め方がしやすいです。もちろん状態によっては直らないこともありますが、少なくとも「まずどこが悪いのか」を近い距離で相談しやすいのは大きな利点です。
特に古いSwitchでは、本体の年式に対してどこまで費用をかけるかが悩みどころです。新品への買い替えも視野に入る時期なら、過剰な修理費は避けたいところです。その意味でも、公式修理だけでなく、街の修理店という選択肢を最初から持っておくと判断しやすくなります。
他の故障がある時はバッテリー交換の効果は出にくい

新しいバッテリーを取り付け、コネクターも接続し直し、組み立てまで終えても電源は入りませんでした。
充電器をつなぐと電流は流れているのに、本体は起動しない。この結果なら、原因はバッテリー以外にあると考えられます。
つまり、見た目は電池切れのようでも、実際は基板側(コンピューター部分)の不具合の能性が高いということです。
ここが、自分で部品交換を試したときの難しさです。バッテリー交換作業が成功しても、本当の故障箇所が別なら復旧しません。
だからこそ、起動しないSwitchほど最初の診断が重要です。
この場合はバッテリー交換のサービス範囲では解決できないため、他の部分の部品交換・修理を行う必要が出てきます。
当店の様な街の修理店では基盤の修理も別途行なっていますが、電子基盤は年々進化しており精細化しているため専門の設備で修理を行います。
この場合修理金額が上がるため、お客様の想定金額以上になると修理を進める意味がなくなってしまうことがあるので、一旦話し合いになります。
修理を進めるか?修理をキャンセルするか?
Switchの内部に入ったデータや一度ログインしないとデータお引越しできない場合、データを諦められない場合は金額と比較して、
修理注文を行う方も多いです。

ちょっと深刻な話をしてしまいましたが、
電池の減りが早い、ファンの音がおかしい、充電の反応が悪い、Joy-Conの操作がおかしい‥など、
この段階なら部品交換で改善しやすいので、水没や完全に無反応な本体以外は部品交換で直ることが多いとお考えください。
修理の依頼先の選び方

Switchの不調に対して、毎回自分で分解する必要はありません。
特に、作業経験が少ない人にとっては、街の修理店へ持ち込んだ方がコスト面でも時間面でも納得しやすいです。
人気の修理部品を在庫している店なら、診断後すぐに着手しやすく、軽い症状なら短時間で返ってくることもあります。
見ておきたいのは、Switch本体だけでなくJoy-Conや充電口、冷却ファン、画面、バッテリーまで幅広く扱っているかどうかです。
対応範囲が広い店は、症状の切り分けにも慣れていることが多く、原因を一か所だけに絞らず見てもらいやすいです。
今回のように、バッテリー交換で直ると思っても結果は違うことがあります。
だからこそ、いきなり自己修理へ進むより、まずは診断と部品在庫のある街の修理店に相談する。この順番の方が、遠回りに見えても失敗しにくいです。Switchを早く普段通りに戻したいなら、この考え方はかなり実用的です。


