Switchのバッテリー劣化の本質
Nintendo Switchに使われているリチウムイオンバッテリーは、使っているうちに少しずつ性能が落ちていきます。
これは避けられない変化です。
ただし、使い方によってその進み方は大きく変わります。
劣化が早まると、充電の減りが早くなります。最終的にはバッテリー交換が必要になります。交換費用はおよそ6,000円程度かかります。
決して安い金額ではありません。 だからこそ、まずは「なぜ劣化するのか」を理解しておきたいです。原因を知れば、無理なく対策できます。
修理依頼先によっての違い
| 項目 | EyeSmart | 任天堂公式 |
|---|---|---|
| 価格 | 5,800円〜 | 6,050円〜 |
| 作業時間 | 最短30分・即日 | 10〜14日 |
| データ保持 | そのまま | 消去の可能性 |
通電による自然消耗
最初の原因は「通電」です。通電とは、充電と放電を繰り返すことです。
ゲームを遊び、減ったら充電する。その普通の作業が通電です。
リチウムイオンバッテリーは、普通に使っていても、この繰り返しで少しずつ消耗します。つまり、劣化は必ずする。
とはいえ、Switchを極力使わずに保管するのも現実的ではありません。
日常的に遊ぶなら通電は避けられません。ここは神経質にならなくて大丈夫です。
本当に気をつけたいのは、このあとに出てくる保管状態や温度です。
Switchの満充電で放置するのは良くない?【知られざるバッテリーの特徴】
バッテリーは100%近くまで充電された状態だと内部に負荷がかかります。負荷とは、バッテリー内部にストレスがかかる状態です。
この状態が長く続くと劣化が早まります。
理想は80%前後で充電を止めることです。ただし、100%になった直後にすぐ使うなら大きな問題ではありません。
注意したいのは、100%のまま長期間放置することです。たまにしか使わない場合や、しばらく遊ぶ予定がないときは特に意識してください。
長期保管するときは、残量を40%〜80%にしておきます。フル充電に約3時間かかるため、1〜2時間ほど充電した状態が目安です。これだけで劣化をかなり抑えられます。
バッテリーが放電しすぎの危険性
次に注意したいのが「過放電」です。過放電とは、バッテリー残量が0%になったあとも放電が続く状態です。
この状態が続くと、内部の素材が傷みます。ひどい場合はバッテリーが使えなくなります。

つまり、0%のまま長期間放置するのは危険です。
長く使わないとわかっている場合も、必ず40%〜80%程度にしてから保管します。
さらに、半年に一度は起動して状態を確認します。これだけでトラブルを防げます。
なお、過充電という言葉もあります。これは100%のまま充電を続けることです。
ただしSwitchは満充電になると自動で充電が止まる仕組みです。ここは心配しなくて大丈夫です。
バッテリーが高温環境に置かれると劣化が早まる!?

バッテリーは高温に弱いです。内部では化学反応が起きていますが、温度が高いほど反応が活発になります。
その結果、劣化も早まります。
炎天下に放置するのは避けたいです。車内に置きっぱなしもよくありません。
特に注意したいのは「充電しながらの長時間プレイ」です。充電中は熱が出ます。
その状態で複雑なゲームを続けると、本体温度がかなり上がります。
本体が熱いと感じたら、すぐに充電ケーブルを外して休ませます。これだけでSwitchの負担は減ります。
一方で、寒さによる一時的な電池持ちの悪化は心配いりません。極端に寒い場所では性能が落ちたように感じますが、温度が戻れば回復します。
高温になるとSwitchの冷却ファンはフル回転しますが、排気口が汚れたり詰まっているとSwitchが自力で冷却する能力が下がって危険です。

Switchバッテリー劣化時【今回の対処法まとめ】

- Switchのバッテリーはリチウムイオン電池のため、使用とともに必ず劣化する。
ただし、使い方によって劣化の進み方は大きく変わる。劣化を早める主な原因は「充放電の繰り返し」「満充電での長期保管」「0%状態の放置(過放電)」「高温環境」の4つである。この中で日常使用による充放電は避けられないため、特に意識すべきなのは残りの3つになる。 - 長期間保管する場合は、バッテリー残量を40〜80%程度にして保管することが望ましい。
100%の状態で長く放置すると電池に負荷がかかり、0%のまま放置すると過放電によって劣化や故障の原因になる。
また、高温環境も劣化を早めるため、炎天下での放置や充電しながらの長時間プレイは避けるほうがよい。 - すでにバッテリーの減りが早いと感じる場合は、残量表示のズレを整えるための対処法として、
自動スリープをオフにした状態で携帯モードで放置し、電池が切れたあと4時間以上充電する方法がある。
この方法で改善することもあるが、変化がない場合はバッテリー自体が劣化している可能性が高い。 - Switchのバッテリーは消耗品です。使用状況によって3年ほどで持ちが悪くなることもあり、
4年以降は実用が難しくなる場合もある。
その場合はバッテリー交換が必要になり、費用はおよそ5,000円程度が目安になる。
修理内容によってはそれ以上になることもあるため、本体の使用年数によっては買い替えを検討する選択肢もある。
つまり、Switchを長く使うためには‥
高温を避けること、満充電や0%で長期放置しないこと、充電しながらの長時間プレイを控えることが重要になる。
これらを意識するだけでも、バッテリーの劣化を緩やかにすることができる。
充電しながらの長時間プレイを控えること。長期保管は半分程度の残量にすること。高温環境を避けること。
この積み重ねで、Switchを長く安心して使えます。

