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MacBook NeoとMacBook Airの違い|用途でわかる選び方

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MacBook Neoは安いMacではなく入門向けモデル

今回いちばん伝えたいのは、MacBook Neoは「ただの安いMac」ではないということ。
ここを雑に見ると、MacBook Airの型落ちモデルと同じように考えてしまいます。けれど、この2つは似ているようで役割がかなり違います。

まず押さえたいのは、MacBook Neoは価格がかなり強いことです。256GBモデルは10万円を切っていて、512GBモデルでも手が届きやすい価格です。学生向けの価格まで含めて見ると、上位の512GBモデルでも10万円未満に入ってきます。この価格設定だけでも、かなり多くの人が候補に入れやすいはずです。

ただし、安いからといって、何でもこなせるMacとして見るのは危険です。MacBook Neoは、最初の1台として入りやすいように作られた印象が強いです。カジュアルな作業を中心に、軽く使いたい人に向いた位置づけだと考えると分かりやすいです。

見た目の面でも、その方向性ははっきりしています。13インチの画面で、MacBook Airの13.6インチより少し小さく、全体のサイズもひと回りコンパクトです。カラーもシルバー、ブラッシュ、シトラス、インディゴと、親しみやすい色が並んでいます。初めて持つMacとして選びやすい。

A18 Pro搭載MacBook Neoの特徴

MacBook Neoでいちばん特徴的なのは、A18 Proチップを積んでいることです。
チップというのは、パソコンの処理の中心になる部品です。ここが違うと、使い方の向き不向きが変わります。

このMacは、iPhoneの上位モデルに近い系統のチップでmacOSを動かしている点が大きな特徴です。見た目はかなり軽快で親しみやすいのに、中身はちゃんとMacです。iPhoneやiPadに近い感覚で入りつつ、使えるのはmacOSという構成になっています。

ただ、ここで気をつけたいのは、性能の数字だけでMacBook AirのM1やM2と同じように判断しないことです。処理性能を測る数値が近く見えても、それだけで使い勝手まで同じとは言えません。実際に何をさせたい機種なのかを見るほうが大事です。

MacBook Neoは、少なくとも重いクリエイティブ作業を前提にしたMacBookではありません。
Appleの発表で動画編集、写真編集、音楽制作のような負荷の高い用途を強く押し出していない点から見ても、最初からそこを主戦場にした製品ではないと受け取れます。性能比較の数字だけを見て「M1並みならこれで動画編集も十分」と飛びつくと、期待とズレやすいです。

MacBook AirとMacBook Neoは何に使うかで決まる

MacBook AirとMacBook Neoを分ける線は、何に使うかです。ここがはっきりすると選びやすくなります。

動画編集、デザイン、写真加工のように、重い処理を繰り返すならMacBook AirのM2以上が安心です。メモリも増やせますし、余裕を持って使いやすいです。メモリは、作業を同時に進めるための余白のようなものです。これが少ないと、重いアプリを開いたときに苦しくなります。MacBook Neoは8GBまでですが、MacBook Air M2は16GB以上も選べます。この差は、作業内容によってかなり大きいです。

一方で、ブラウザ中心なら話は変わります。ブラウザというのは、WebサイトやWebアプリを見るためのソフトです。文章作成、調べもの、オンライン授業、表計算、スライド作成、チャット、ブラウザで動くAIサービスなどが中心なら、MacBook Neoでも十分こなせる場面は多いです。

たとえば、Figmaのようなブラウザでも使いやすいデザインツールや、ChatGPTのような文章中心のAIサービスを使う程度なら、8GBでも困りにくい人は多いはずです。逆に、専用アプリで重いデータを扱うなら、MacBook Neoの弱い部分が見えやすくなります。

ここはかなり単純に整理できます。

  • 仕事で重い作業を回したいならMacBook Air
  • 文章作成や学習、普段使いが中心ならMacBook Neo

この線で見ると迷いにくいです。

MacBook Neoの不便な違い

細かい部分を見ると、MacBook Neoは安く提供するために割り切りがかなりあります。ここを知らずに買うと、あとから不満になりやすいです。

注意したいのはUSBポート数です。USBポートは、充電器やモニター、USB機器をつなぐ差し込み口です。MacBook NeoはUSB3とUSB2が1つずつですが、MacBook Air M2はThunderbolt対応のUSB-Cと、充電専用端子もあります。Thunderboltは高速な転送や映像出力に強い規格です。ここが違うと、外部モニターや周辺機器をつないで使うときの自由度が変わります。

MacBook Neoは、映像出力や高速転送を考えると使い方がかなり限定されそうです。モニターをつないだ時点で、残りの端子の使い勝手が窮屈になる可能性があります。仕事机で周辺機器をたくさん使う人には、ここがかなり響きます。

ディスプレイの性質にも差があります。MacBook NeoはsRGB、MacBook Airはより広い色表現に対応しています。sRGBは一般的な色の基準です。普段使いなら十分きれいですが、色をしっかり見たいデザイナー系の人などはMacBook Airのほうが安心です。True ToneもMacBook Neoにはありません。これは周囲の光に合わせて画面の色味を調整する機能です。

キーボード、入力まわりにも違いがあります。MacBook Neoは圧力感知機能付きのトラックパッドではないようです。
トラックパッドとは、Windowsでのマウスにあたります。Macのポインターを指で操作する板の部分です。ここに強く押し込む操作や、触れた感触を返す仕組みがないと見られます。気にしない人もいますが、Macらしい操作感に慣れている人は差を感じそうです。

キーボードのバックライトがない点も見逃せません。バックライトは、暗い場所でキーが光って見える機能です。暗い部屋で使うことが多い人には地味に効く差です。見ないで打てる人なら気になりにくいですが、使う場面によっては不便です。

NeoとAirで迷う人が見るべき違い

MacBook Neoの魅力は、持ち歩く前提で見るとかなり分かりやすいです。サイズはMacBook Airより小さく、重さも約100g軽いとされています。数字だけ見ると小さな差ですが、毎日バッグに入れるものは、この少しの差が意外と効きます。

充電器も小型です。MacBook Neoは20Wの電源アダプターでよいとされていて、持ち運ぶ荷物をさらに軽くできます。30Wでも小さいですが、20Wならもっと小型で軽い。荷物を減らしたい人には、この点がかなり魅力です。

バッテリー持ち時間は、MacBook Air M2のほうが有利

Wi-Fi接続でのインターネット利用時間にも差があり、長時間の外出や移動が多い人ならAirの方が安心感があります。映像を見るだけなら差が小さくても、実際の作業では差を感じる場面が出てきそうです。

Appleの公開仕様では、MacBook Air M2はWi-Fiでウェブ閲覧を続けた場合で最大15時間のバッテリー駆動とされています。
動画再生だけなら最大18時間です。

MacBook Neoは本体が小さく軽い設計のため、搭載できるバッテリー容量もAirより小さいと見られています。持ち運びやすさを優先した設計なので、長時間の連続利用ではAirの方が有利です。

なので、外に持ち出すことが多い人でも、小さく軽くしたいならMacBook Neo。長くバッテリーを持たせたいならMacBook Airがおすすめ。

MacBook AirとMacBook Neoの向き不向き【選ぶ基準】

最後は、どんな人にAirとNeoどちらが向いているかです。違いをじぶんの用途に当てはめると、判断しやすいです。

MacBook Air M2以上が向いているのは、動画編集やデザインをしたい人、仕事でしっかり使いたい人、周辺機器や外部モニターも活用したい人です。すでにMacを使っていて、次も作業道具として選ぶなら、こちらのほうが納得しやすいです。

MacBook Neoが向いているのは、初めてMacを買う人、学生や教職員、ブラウザ中心で使う人、iPadにキーボードを付けてパソコンっぽく使っていた人です。特に、iPadとノートPCの間で迷っていた人にはかなり刺さりやすいです。手書きやペン入力を重視しないなら、macOSのほうができることは広がりやすいです。AI系の新しいサービスも、iPad向けアプリを待つより、macOSのほうが早く使いやすい場面があります。

長く使う前提でも、MacBook Neoには強みがあります。OSのサポート期間です。古いモデルは、そのぶん将来の更新終了が近づきます。長く使いたい人ほど、新しく出た機種の安心感は大きいです。同じくらいの価格で中古や型落ちを見るなら、ここはしっかり考えたいところです。

学生や会社員ならWindows前提になっている組織も多い

ただし、学生なら何でもMacでいいわけではありません。大学ではWindows前提で案内される学部や授業も珍しくありません。推奨スペックや対応環境は、必ず学校の案内を先に確認したいです。自分で調べて解決できるかどうかも大事です。周りがWindows中心の環境では、困ったときに助けてもらいやすいのもWindowsです。

そのうえで、学校側の条件に合っていて、Macでも困らないと判断できるなら、MacBook Neoはかなり魅力があります。特に学生価格で512GBモデルが10万円未満に入るなら、入口としてかなり強いです。

結局のところ、MacBook Neoは「MacBook Airの代わり」ではなく、「Macが気になっていた人の入口」として見ると、いちばんしっくりきます。重い作業や拡張性を求めるならMacBook Airです。軽さ、価格、入りやすさ、長く使う安心感を重視するならMacBook Neoです。ここを取り違えなければ、かなり選びやすくなります。

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