iPhoneの修理は自力でもできるのか?
iPhoneが壊れてしまったときに、自分で直そうと思ったお客様はいらっしゃいませんか?
最近は、ネットでも簡単にパーツが入手できるようになり、自分でパーツを買いそろえ特殊工具もそろえて、修理をやってみる方もいらっしゃいます。多少手先が器用で、しっかりとYouTubeなどで修理内容を確認して修理をすればできないことはありません。
2022年現在、iPhone8以降の修理をご自身で行う場合、TrueToneの機能は使えなくなりますので、注意が必要です。また、iPhone12以降は耐水性能が上がったため、自分で修理をすることは難しくなっております。覚悟を決めて修理をしていただければと思います。 |
千葉県佐倉市ユーカリが丘よりiPhone5Cの自己修理失敗修理
自分で修理ができるだろうと、修理を進め、修理を失敗してしまった事例を何件も頂いております。今回ご紹介すするのも、佐倉市ユーカリが丘よりiPhone5Cの自己修理失敗の修理ご依頼になります。
こちらのお客様はご自身で、何度か修理をしたことが有ったのですが、今回初めてiPhone5Cのガラス割れを自力で修理をしようとして壊してしまったものです。
お預かりした際には液晶はばらばらの状態で、ネジ等も足りない状態でした。
液晶に対しては新品を取り付け、ネジも所定の場所に付ければ問題ないなかったです。しかしながら、スリープボタンのコネクタを無理やり取り付けていて、コネクタのピンが死んでしまっていることが発覚いたしました。
スリープボタンの配線も組み替えをし、変形してしまったピンを1本ずつ歪みをなくし、無事起動することが出来ました。
修理に慣れていても手の感覚は重要
今回一番問題だったのが、コネクターのはめ込み部分になります。
修理に慣れていても、端末の個体差から、コネクターのはめ込みは手の感覚で、しっかり止まったか確認いたしします。
当店で、修理を教える際には、一日中コネクターのはめ込みだけひたすら行い、はめ込みの感覚を育てます。
人差し指の感覚だけで、コネクターがしっかりとはまったか、ずれているのか判断できるようにならないと、パーツを壊すだけでなく、基板自体を損傷させかねません。
当店の場合、修理は担当制で毎日経験と感覚を育てる
EyeSmartでは、修理の属性に合わせて担当を設け、感覚を養うようにしています。
店舗の中でiPhone修理、パソコン修理、アンドロイド修理、iPad修理など担当が決まっています。
同じ修理を繰り返すことで、修理途中で、些細な違和感を感じ取り、事前に修理リスクを減らすようにしています。
また、修理の心得として、コネクターの外し方、ビスの回し方、ピンセットの取り扱う向きまで、意識をして行うことで、人為的ミスを限りなくゼロにするようにしています。
ご自身で修理をしようと思ったら確認すること
修理をするのには最新の注意をして、作業を進めてもらえればと思います。修理のテクニックとミスを減らすために以下の項目を意識して作業を進めてもらうと失敗しにくくなると思います。
作業をする前に確認!7つの注意点
①作業スペースは十分に確保し、清潔で、きれいな状態にします。特に手や工具はきれいに洗います。 ②事前にYouTubeなどで作業の全貌を確認してください。 ③開く、引っ張る、ねじるなど、無理やり外そうとしない。 ④配線がどこに等あるのか意識しながら作業をしてください。 ⑤外したネジは、どこに何があったか、わからなくならないようにして、組み立てるときには同じ場所に戻すようにします。 ⑥作業工程の途中で写真を撮るようにして、ついていた状態と同じ状態に戻します。 ⑦余計な場所は触らないようにし、ねじの締め付け強さも、取りついていた時と同じくらいの力具合で締め付けます。 |
以上のことを意識しながら作業を進めれば!失敗せずに修理ができるかも⁉
修理の疑問や、ご相談もお気軽にお問い合わせくださいませ!
EyeSmartなら持ち込み修理も可能!
自分で修理をしようとしたが、調べてみると、難しそうで、依頼したいというお客様がいらっしゃいます。
当店なら、持ち込みパーツの修理も可能です。
※パーツへの保証は一切できません。
パーツ持ち込み修理も、フレーム載せ替えもお気軽にご相談くださいませ!